自己資金が多い人は選択肢に入れたいARUHIスーパーフラット7
ARUHIのスーパーフラットシリーズに「スーパーフラット7」が追加されました。今回はARUHIスーパーフラットシリーズの比較と、スーパーフラット7の特徴、メリットをまとめます。
ARUHIスーパーフラット7の特徴とメリット
ARUHIスーパーフラット7は、自己資金を3割入れる場合に金利が安くなるもという特徴があります。今までARUHIには、「ARUHIスーパーフラット9」、「ARUHIスーパーフラット8」がありましたが、新たに「7」が加わりました。入れるべき自己資金の額が大きくなる分、金利も低くなります。
金利の差が返済額に与える影響をまとめると以下のようになります。フラット35SのAプランを使うと仮定しています(3000万円、35年返済、元利均等返済)。金利は2019年7月の金利を使っています。下表のようにスーパーフラット7が使えると、通常のフラットよりも88万円得をするという計算結果になりました。
ARUHIスーパーフラット7の利用要件
RUHIスーパーフラットの利用要件は以下のようになっています。返済負担率については、スーパーフラット9は20%以内ですが、後は通常のフラットと同じになります。
なぜ、ARUHIは、フラット35の金利を下げることができるのか?
通常の銀行で扱われているフラット35は「買取型」が一般的であるのに対し、ARUHIスーパーフラットは「保証型」のフラット35です。通常のフラット35(買取型のフラット35)でも、フラット35の金利は各金融機関が自由に決められますが、最低金利が決められており各社ともその最低金利で横並びになります(最低金利以下の金利にはできないようになっています)。ARUHIのスーパーフラットは保証型のため、この制約がなく、金利をARUHIが自由に決めることができます。
買取型のフラット35の場合、各金融機関は住宅ローン債権を住宅金融支援機構に売却します。一方「保証型」のARUHIスーパーフラットでは、ARUHIが独自に債権を投資家に売却します。そして「保証型」ではARUHIが提供する住宅ローンについて利用者が返済できなくなった場合、ARUHIに対して住宅金融支援機構が保険金(=ローンの残高)を払う、という仕組みになっています(保険金支払後は住宅金融支援機構が住宅ローン債権を取得)。
