ジャパンネット銀行が新たに住宅ローン業務を開始しました。変動金利と10年固定金利を中心に金利が低い部類に入ります。住宅ローン、特に住宅ローンの借り換えを検討する場合には選択肢に入れたい銀行の1つです。

ジャパンネット銀行の住宅ローンの特徴

ジャパンネット銀行住宅ローン金利は変動金利と10年固定金利を中心に低い方に入ります。住信SBIやじぶん銀行などのネット系銀行を参考に、金利を決めてきたと思われます。2019年8月の金利は以下のようになっています。
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ジャパンネット銀行住宅ローンの利用要件

金利以外の条件はとしては、まず、融資手数料は他の競合と同じ2%+消費税です(保証料は無料というのも他の多くと同じ)。対象となる人の年収は200万円以上となっていますが、「個人事業主」「経営者」はお断り、と明記されているのが素敵なところです(泣)。ペアローン、収入合算などは可能なようです。

変動金利の住信SBIネット銀行、新生銀行との比較

ジャパンネット銀行の変動金利ですが0.415%と低いです。住信SBIネット銀行は新規借入の場合は0.457%ですが、借換の場合0.428%と低いです。新生銀行も0.45%と金利は低いです(以前は金利が高く、融資手数料が安かったのですが、商品改定により一般的な銀行と同様の融資手数料水準のものが登場しました)。2019年8月の金利で、3,000万円、30年返済(元利均等返済)とした場合の各銀行の比較をまとめます。

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このように変動金利ではジャパンネット銀行が最もお得になるケースは多いと考えられます。変動金利が低い、というのはジャパンネット銀行のメリットだと言えるでしょう。

10年固定金利のじぶん銀行、三菱UFJ、りそな、みずほとの比較

ジャパンネット銀行の10年固定金利の0.580%も表面上はかなり低いです。10年固定金利では、三菱UFJのネット専用プランや、じぶん銀行の表面金利も0.590%と低く、りそな銀行やみずほ銀行も金利は0.600%と低いです。

2019年8月の金利で3,000万円、30年返済(元利均等返済)とした場合の各銀行の比較をまとめます。当初10年は0.600%というみずほ銀行(ネット専用)が11年目以降の金利が低くなる(金利優遇が大きくなる)ことで優位になっていることがわかります。

この例のように30年というスパンで見ると、当初10年の金利よりも、11年目以降の金利優遇がどうなるかがカギになるということです。ジャパンネット銀行は11年目以降の金利優遇幅が他行より小さく、その点はデメリットだと言えます。ジャパンネット銀行の10年固定は見た目の金利は低いが、必ずしもNo1にはならない点には注意しておきましょう。

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以上見てきたように、ジャパンネット銀行の住宅ローンは「変動金利」は最安になる可能性が高いです。10年固定金利は見た目の金利は最安と言えますが、11年目以降の金利優遇を考えると他行の方がお得になるケースも多いので、利用時には必ず比較検討を忘れないようにしましょう。

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