フラット35は一般的に「買取型」ですが、ARUHI(アルヒ)等一部の金融機関では「保証型」のフラット35も扱っています。最低金利が定められている買取型と違い、保証型では金利を低く設定できます。広島銀行では2018年5月から、フラット35の保証型商品「ひろぎんスーパーフラット35」がスタートしました。今回はひろぎんスーパーフラット35のメリット、デメリットをARUHIのスーパーフラットと比較することで解説します。

広島銀行のひろぎんスーパーフラット35のメリット

2017年6月のフラット35の最低金利は1.37%。これに対し広島銀行のひろぎんスーパーフラット35の金利は以下のように低くなっています。

融資率8割以内→1.25%
融資率9割以内→1.30%

3,000万円を35年、元利均等返済で借りる場合の比較をすると以下のようになります。

【3,000万円、35年、元利均等返済での比較】

通常のフラット35 ひろぎんスーパーフラット ひろぎんスーパーフラット
融資率9割以内 融資率9割以内 融資率8割以内
金利 1.37% 1.30% 1.25%
毎月返済額 89,956 88,944 88,225
総返済額 3,778万円 3,736万円 3,705万円
42万円 73万円

※金利は2018年6月のもの

なお、ひろぎんスーパーフラットの融資手数料は2.16%と一般的なモーゲージバンクの手数料と同じです。ひろぎんスーパーフラット35を利用するための条件はフラット35と同様(融資金額が8,000万円以下であることや、面積が戸建70㎡、マンション30㎡以上であること等)です。

このように金利が低くなるというのがのひろぎんスーパーフラット35のメリットです。

広島銀行のひろぎんスーパーフラット35のデメリット

広島銀行スーパーフラット35のデメリットは利用できるエリアが限られるという点です。東京支店がありますが、このスーパーフラットは、広島・岡山・山口・愛媛県内の支店でしか扱えない、となっているので残念ながら東京支店では利用できません。少しでもよい条件で全期間固定型のローンを借りたい場合にはARUHIスーパーフラットの利用を検討する必要があるということになります。




ARUHIとひろぎんのスーパーフラットの比較

スーパーフラットという商品は、ARUHIにもあります。ARUHIスーパーフラット8は融資率8割以内であれば使えるものですが、2018年6月の金利は1.27%です。つまりひろぎんスーパーフラットの方がわずかに金利は低いと言えます。

【3,000万円、35年、元利均等返済での比較】

ひろぎんスーパーフラット ARUHIスーパーフラット8
融資率8割以内 融資率8割以内
金利 1.25% 1.27%
毎月返済額 88,225 88,082
総返済額 3,705万円 3,699万円

※金利は2018年6月のもの

ARUHIスーパーフラット9は融資率9割以内で、返済負担率が20%以内の場合に使えるものです。ひろぎんスーパーフラットでは「返済負担率20%以内」という条件はなく、通常のフラット35と同じように、年収400万円以上であれば35%以内、400万円未満であれば30%以内となっています。
金利の比較では以下のようにやはりひろぎんスーパーフラットの方が安く、返済負担率の条件もないことから、ひろぎん有利と言えるでしょう。
【3,000万円、35年、元利均等返済での比較】

ひろぎんスーパーフラット ARUHIスーパーフラット9
融資率9割以内 融資率9割以内、 返済負担率20%以内
金利 1.30% 1.32%
毎月返済額 88,944 88,800
総返済額 3,736万円 3,730万円

※金利は2018年6月のもの

ARUHI には、ARUHIスーパーフラット借換もあり、2018年6月の金利は1.32%となっています。ひろぎんスーパーフラットも借換で使えますが、借換用の金利がいくらなのかはWEBサイトでは確認できませんでした。もし、融資率9割以内の金利1.30%と同じだとすれば、やはり「借換」でもひろぎんスーパーフラットの方が有利であると言えます。広島銀行のあるエリアではひろぎんスーパーフラットを、そうでないエリアはARUHIスーパーフラットの利用を検討するとよいでしょう。もちろんその他にも「全期間固定金利」タイプで金利が低い金融機関もありますので、それらとの比較も大切です。





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