愛媛銀行と北日本銀行ではカーディフ損保と提携し、地震や火災等の災害でローンの対象建物が壊れて居住できなくなった場合、月々のローン返済額を補償するという特約が用意されています。

保障の対象となる災害

保障の対象となるのは、地震、津波、豪雨といった自然災害と、火災、爆発、車両の衝突、物体の落下などの一般災害です。「全壊」または「大規模半壊」と認定され、居住不能になった場合に補償があります。アパートローン特約をつけることで、転勤等で一時的に賃貸されている場合でも補償対象となります。

保障をつけられる銀行は現在2行のみ

現在のところ愛媛銀行、北日本銀行の一部商品でこの保障をつけることができます。愛媛銀行に関してはホームページ上に記載が見つからなかったため、以下北日本銀行を取り上げます。

北日本銀行 自然災害サポートプランの場合

北日本銀行の場合、保障期間は36カ月ではなく、最長12ケ月までとなっています。また0.05%の金利上乗せが必要です。北日本銀行の住宅ローン商品はいくつかありますが「安さん」(保証料不要、借入は年収の5倍まで)「団らんB」(保証料ありの一般的な住宅ローン)「大安吉日」(年収100万円以上で申込可能)の3つの商品のみにこの保障はつけられます。北日本銀行には預金連動型ローン「新・家族愛」がありますが、この保障をつけることができません。

【3,000万円、35年、元利均等返済の場合の比較】

保障なし 保障あり 負担増
金利 0.850% 0.900%
毎月返済額 82,604円 83,294円 +690円
総返済額 3,469万円 3,498万円 +29万円

北日本銀行の変動金利は0.850%です。「自然災害サポートプラン」をつけると+0.05%なので、金利は0.900%となります。3,000万円、35返済、元利均等返済の場合(ボーナス返済なし)、上記のように毎月返済額で690円、総返済額で29万円の負担増となります。この保障をつけるべきか考える際は、0.05%という金利差で見るのではなく、このように実際の返済額に置き換えて検討するとよいでしょう。

160_960